退院とかかった入院費用

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退院が決まってしまい、まだほとんど歩いてもいない私は大いに焦るばかり。

ふらつく頭を必死で持ち上げ自力で起きてベッドのふちに腰かけたり

一人でトイレに行ったり、フロア内を少しずつ散歩したり、を繰り返し…

結果、めまいは軽くなってきたのですが、真っ直ぐ歩けないことに気が付きました。

素面なのに、千鳥足になってしまうのです。

耳鼻科の先生には

「耳石が完全に戻れば平衡感覚も戻りますよ」

と言われたけれど、いつ耳石が戻るかなんて、誰にも分かりません。

それでも翌日にはカテーテルが抜かれ、少しずつ自由の身に

なりつつあるのを実感したものです。

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入院から8日目。

私はフラフラしながら病室と洗面台に置いてあった荷物を適当にバッグに詰め込んで

退院の手続きが整うのを待っていました。

10時を過ぎた頃、看護師さんが簡単な明細を持ってきてくれて

あとは支払いの窓口で入院費を払えば、そのまま退院出来るとのこと。

最後、その看護師さんに言われたのは

「女の人は退院してすぐ家のことや何かで無理をして

また病院に戻ってきてしまうのってよくあるんですよ。

だから、頑張って頑張らないようにしてくださいね」

「頑張らないこと」を頑張るって矛盾した言い回しだけど

それだけ家に戻ると無意識に頑張ってしまう人が多いんだろうな…

しばらくするとBさんが病室にやって来ました。

「あれ?荷物まとめるの手伝おうと思ってたのにやっちゃったんだ。

でもほんと、大したことなくてよかったね」

救急車を呼んだBさんからしたら、奇跡の回復ぶりに見えたかも。

入院費はBさんが一時的に立て替えてくれて

帰りは2人でタクシーに乗り自宅まで送ってもらいました。

Bさんには何から何まで面倒を見てもらって、もう一生頭が上がりません。

かかった病院代は8日間で91,888円でした。

仕事を失った今、この出費はかなり厳しい…

職が無くても次を探せる状態なら、まだ希望があります。

でも真っ直ぐ歩くのも困難な今の様子では、一体いつ仕事が出来るようになるのか

皆目見当もつかない状態です。

だけど自分を食べさせるのは自分しかいないし、できることを探してやるしかないでしょう。

体調のほうも良性と付くくらいなので、一生このままではないはず。

とはいえ帯状疱疹の影響もあるので、単純にはいかないのかも。

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